ネットとかでゲーミングパソコンを探すとギラギラしたいかにもゲーム用!!ってパソコンがたくさんあるけど、普通のお店じゃなかなか見かけないですよね。
そもそも普通のパソコンとゲーミング用のパソコンって一体何が違うんだろ?という疑問をお持ちかと思います。私も思ってましたし。笑
そこで本記事ではノートパソコンを例にゲーミング用PCとの違いを比較していきたいと思います。

ノート版:普通のPCとゲーミングPCの6つ違い

普通に仕事などで使われるノートパソコンとノートゲーミングを例に画像を交えて比較してみました。
特徴的な6つの違いをザックリ解説していきます!
- グラフィックボード搭載の有無
- 本体のサイズ、重さ
- 液晶
- 冷却ファンやヒートパイプの数
- 電源アダプターのサイズ
- デザイン
グラフィックボード搭載の有無
普通のパソコンとゲーミングパソコンの最も大きな違いは、画像や映像を画面に映し出すグラフィックボード(グラボ)が取り付けられているかどうかです。
グラフィックボードって例えばこういうやつ。
ゲーミングPCにはこんなどデカいグラボが本体内部にセットされてるんです。
厳密に言えば画像を映し出すだけならグラフィックボードは入りません。
代わりに画像の処理をしてくれるグラフィックチップ(GPU)がCPUに備え付けられています。
これをオンボードグラフィックと呼んでいて、高性能なグラフィックボードとは区別されているんです。
- 普通の(ノート)PC…オンボードグラフィック(性能:低)
- ゲーミングPC…………グラフィックボード(性能:高)
ゲーミングノートPCにはデカいグラボは入らないので、チップ型であるオンボードグラフィックが搭載されていますが、GPU自体の性能をめちゃくちゃ上げたチップなので普通のノートPCと比較すると段違いに映像が綺麗です。(デスクトップのグラボと比べても遜色ないレベル)
ややこしいのでまとめると、(超綺麗な映像が映し出せる)グラボの有無ですね。
今時のゲームに多い3D映像を鮮明にヌルヌル動かすにはグラフィックボードは必須と言っていいでしょう。(普通のパソコンだとカクカクするんで…)
デスクトップ型のゲーミングPCは拡張性が高い!
デスクトップ型のゲーミングPCならグラボを自由に入れ替えたり拡張することができます。
ノート型は最初からグラフィックボードがセットされてしまっているので、映像に不満出てきてもグラボを入れ替えることが出来ず、最新グラボを搭載したければ基本的に買い換えるしかありません。
ノートゲーミングはそう言った面でコスパが非常に悪いため、あまりおすすめされることがないのです。
グラボの違いをもっと詳しく知りたい人はコチラ
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本体のサイズ・重さ

見た目の違いだとノートPC本体のサイズや重さにかなり大きな差があります。
- 普通のノートPC…………サイズ:13〜15インチ 重さ:1〜2kg
- ゲーミングノートPC……サイズ:15〜17インチ 重さ:2〜3kg以上
ノートパソコンにもタブレット型やモバイルノートなど様々なタイプがありますが、最近だと一貫して薄型の傾向にあります。インチ数は13〜14インチが人気な様子。
ゲーミングノートも一昔前に比べてかなり軽量化し、分厚さもマシになってきました。
ノート型を選ぶくらいですから15インチが人気ですが、17インチだとゲームの快適さや発熱をリスクが軽減されます。(13インチの小型なゲーミングノートもあるにはあります。)
ですがやはりグラボを無理やりねじ込んでいるために本体のサイズ感はどうしても大きく、厚くならざるを得ないようです。
ゲーミングノートにも2kgほどの軽量モデルもありますが、その分性能は抑えられていたりするので共存はまだまだ難しいようです。


液晶
また、液晶の違いも特徴的です。
最近の普通のノートPCだと画像の見え方の美しさを重視するため光沢液晶が一般的ですが、ノートゲーミングは非光沢なノングレア液晶が採用されています。
- 普通のノートPC…………光沢液晶
- ゲーミングノートPC……ノングレア液晶(非光沢液晶)
冷却ファンやヒートパイプの数
性能面では冷却ファンやヒートパイプの数も大きな違いですね。
ノートゲーミングは長時間のゲームプレイや配信、動画編集などのパワーが必要な作業を前提としているので、発熱の対策がしっかりとなされています。
グラボ専用のファンが搭載されていたり、2〜3連のファンだったり、ヒートパイプの数は複数増やされていたりします。
見た目で言えば背面の排気口もかなりゴツいです。空気の流す作りにおいては抜かりない印象ですね。

電源アダプターのサイズ

本体のパワーが大きい分、電力の消費激しいゲーミングノートですので、電源アダプターもかなりゴツいんですよね。
※電源アダプター比較画像
普通のノートパソコンの電源アダプターが45Wほどなのに対して、ゲーミングノートパソコンはなんと180Wにも及びます。
- 普通のノートPC…………45〜65W
- ゲーミングノートPC……180W
最近だとUSB-typeCで充電できる薄型の電源アダプターもありますから、やはり持ち運び面だとノートゲーミングの電源アダプターは重いし荷物になってしまいますね。

デザイン
ゲーミングノートPCの分かりやすい特徴がその見た目、デザイン性ですね。
厨二感溢れる(失礼)赤黒基調のデザインが多く、メーカーによって特徴がハッキリしているため見る人が見れば何処のPCがすぐに見分けが付くほどです。
REZER
HP OMEN
ALIENWARE
Dellキーボードも普通のパソコンとは違い、ゲーム用に『WASD(前後左右の移動)』のキーを分かりやすく色を変えてあることが多いですね。

ですがこう言ったゲーミング用のノートPCは高性能なモデルばかりなので、ライトに楽しみたい人には少々お値段が高い傾向にあります。
見た目も特徴的な分、普段使いしずらいデメリットもあるので、ゲーミング用でありながら普通パソコンとあまり変わらないシンプルなデザインのノートゲーミングも存在します。(HPとかDellとかのビジネス用PCが普及している外資系のメーカーだと割とシンプルなモデルがある)
MacのゲーミングPCって無いの?

新しいパソコンを購入を考える時にふと頭に浮かびませんでしたか?
『この機会にあのオシャレなMacBookを使ってみたい!!』
ハイ。それ私のことですね。笑
調べてみたところ、MacではゲーミングPCという名目の製品は取り扱っていないようです。
iMac(デスクトップ型)ですとグラフィック機能を向上させたPC本体があるようなのですが、MacBookは残念ながらグラボ搭載という形の製品は存在しません。
グラボのこともそうなのですが、基本的にゲーム実況などをするならMacよりもWindowsが適しています。
まぁ適してないってだけで全く出来なくはないので、「ついでにちょっとゲーム配信もやってみたいかも〜」くらいであればMacBookも悪くないのかな。という感じです。

まとめ:ノートPCとゲーミングノートの大きな違いはグラボのみ!

ビジネス用ノートとゲーミングノートの違いをまとめました。
- グラフィックボード搭載の有無
- 本体のサイズ、重さ
- 液晶
- 冷却ファンやヒートパイプの数
- 電源アダプターのサイズ
- デザイン
やはり1番大きな違いはグラボが搭載されているかどうかです。
後の見た目などの違いは傾向が強いというだけの話なので、ぶっちゃけゲーミングノートPCが普通のスタンダードなノートPCに擬態することも十分可能です。
いくらコスパが良かろうともデスクトップ型ゲーミングPCが敬遠されがちなのはその辺の各家庭の事情もありきなので、個人的には普段使いもできるノート型から入るのがいいんじゃないかと思います。
新しいことを始めるには敷居は低い方が挑戦しやすいですし、低スペックの普通のパソコンしかないなら、見た目がシンプルなゲーミングノートを今一度検討してみてほしいです。
ではまたノシ